思うに今回の制作物は単純なツールパスで6mmのエンドミルで深さ10mm以上掘ると起こりかねないのではと。
そこでまた前のような騒ぎは嫌なので、面対称な物体な利点を活かして、
裏返して切削を再開しました。
さてその頃、色々失敗して散々な目にあったことをtwitterで吐露してたら
会社の先輩からアドバイスが。
「切削油は絶対必要」
あそうでしたか・・・。
それ以降は水溶性切削油をチロチロとかけながら切削するようにしましたが
刃の持ちがよくなった気がします。
さてその後は順調に切削は進み見事目的の形状は作成できました。
まだバリついてるけど一応完成 |
次はスリ割りです。
ジグソーでやろうかとも思いましたが、NCで3mmのエンドミルを付けて
ちょっとずつ切り込みを入れていきました。
次はタップでネジ切りです。
こーゆーのは経験がモノをいいますよね。
こんなの中学の技術家庭科の時間以来です。
しかもジュラルミン、硬い。
汗をポタポタ垂らしながら体重をかけてネジを切っていきます。
最初は全然噛まなくて無駄に穴を広げてしまって焦ったのですが、半分くらいやった所でやっと噛んでネジ切りできました。
最初にやった噛まない部分を含むスリ割りより上半分はあとでドリルでバカ穴にします。
さて、↑の写真で分かりますが切削面、汚いですよね。
荒削り一本でいったのでこんな感じになってしまいました・・・。
そんなこんなで、何とか、何とか完成しました。
左上に見える線は送りを失敗してキズ付けてしまった線です。
そして、オリャーっとハメることが出来たのです。