2013年8月2日金曜日

g-simpleでGコード生成 -形状の作成

jw_cadで生成したのはただの線です。
切削を進める上でその線の情報を基にどのように加工するかを定義する必要があります。

定義ですが、くだけて言うと線の内側を彫る場合「ホール」、
外側を彫る場合「島/bulge」を指定するとそう彫ってくれます。

例えば、例のトップブリッジの外側の形状を定義する場合、
まずワーク形状を赤く選択した後、トップブリッジを構成するラインを左回りにシフトを
押しながら選択して行きます。

ポチポチと選択(青)していく


 すべて選択した後、島の作成(赤丸印)を押すとダイアログがポップアップします。
 ※ダイアログには時計回りに選択と書いてありますが、間違いです
そこで切削の深さを指定すると形状が定義されます。
パースペクティブのボタンを押して横から見て深さの確認をするとよいでしょう。





同様に今度はフォークやステムを通す穴や、ボルトを通す穴を定義します。
今度は先程作成した島を赤く選択した後にホールを作成します・・・というのが
本来の作り方なのですが、今回はそうしませんでした。


なぜなら、切削順序の問題が解決できなかったからです。
今回のトップブリッジではまず内側の穴類を削った後に外周の島を削って欲しかった
のです。
なぜなら、外周から削ってしまうと治具で抑えている部分が取り除かれてしまい、
治具の付け直しが発生してしまいます。そのため部材がずれる可能性
があるのです。
なるべく安全に切削を進めるためにまず穴からってのが理想でした。

しかしg-simpleでは切削の順序を指定する方法は見つかりませんで、
仕方なくプロジェクトを2つに分割し、穴類を開けるプロジェクトと
外周を削るプロジェクトに分け、穴、外周の順に削るようにしました。

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