2013年7月9日火曜日

Mach3の設定(3)

最初はリミットの設定や原点など全然設定しないでMach3を動かしてたのですが、
案の定テーブルに穴を明けたり、切削に失敗したりして、やっとその重要さに
気づいたのでした。

Mach3の座標系は、左手系のZ-Upです。
それとマシン座標系とワーク座標系ってのがあります。

まずマシン座標系で重要なのが、工具の交換の時にZ=0までスピンドルが移動するのです。なので、Zの原点をテーブルの高さにすると悲惨なことになります。
また、SoftLimitというスピンドルの移動範囲に制限をかける機能があり、この機能を有効にする場合毎回正確に原点を指定してやる必要があります。

つまり、マシン座標系の原点は決めておく必要があるということです。
私の場合原点はXY軸は移動できる最も負の方向とし、Z軸は反対に正の方向としました。
各軸の移動範囲は

0 < X < 200(mm)
0 < Y < 300
-40 < Z < 0

となり、設定画面だと↓な感じ。


それで最後にSoftLimitをenableしておけば、


とりあえず悲しい目にあう確率は下がるかと思います。



1 件のコメント:

  1. 各画面の画像参考になります。
    本題とは異なりますが、画面を編集されていますが
    編集なしにダイアローグのみをクリップ→画像化できます。
    ALT+PrtScボタンを押すと、アクティブスクリーンがクリップされます。

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